設備資金と運転資金の違いは?

創業だけでなく、企業経営していくなかで必要となる資金は、大きく2つに分類されます。

それが設備資金運転資金です。

これらは、弊社に相談に来られるお客様から質問されることが多い用語のひとつです。

そのため今回は設備資金と運転資金の違いについて簡単に解説していきます。

 

設備資金とは

設備資金とは、土地、建物、車両、機械など、金額の大きな設備を購入する際の資金です。

例えば、飲食業なら空調設備や厨房機器、テーブルなど、製造業なら工場や製造に必要な機械などを購入するための資金が設備資金です。

 

運転資金とは

事業を行っていくなかで必要となる資金で、事務所や店舗の水道光熱費や従業員の給与などがこれに当たります。

とくに創業期は事業が軌道に乗るまで売上が上がらず、支出が多くなりがちです。軌道に乗り事業による売上から運転資金を支払うことができるようになるまで借入れで資金を補う必要があります。

また、目先の資金繰りにばかり目がいき、長期的な視点で経営をすることができない状態は良くありません。先を見据えた経営をするためのも、借入で安心感を持つことが大切になります。

 

返済期間に差はあるの?

運転資金と設備資金には返済期間において差があります。

日本政策金融公庫の創業融資制度の場合は、運転資金の場合は7年以内、設備資金の場合は20年以内となっています。

 

どっちが受けやすい?

運転資金は比較的少額のため借りやすいと考える方もいるかも知れません。また、使い道がわかりやすい設備資金は金融機関にとって購入の有無や導入による効果がわかりやすいため借りやすいと言われることもあります。しかし一概にそうとも言えません。

どちらにせよ、使い道など、銀行が融資をすることによるメリットどれだけ説明出来るか。それが大変重要になってきます。金融機関は返済見込みのある人にしか融資はしません。そのため、金額の大小よりも返済できるかを中心に考えていきましょう。

 

使い道は変わっても大丈夫?

運転資金として借り入れた資金で設備投資を行ったり、設備資金として借入れた資金を運転資金にまわすといったことは、基本的にしてはいけません。

融資を受けた後に、申請した当初の使い道と大幅に違った使い方をすると金融機関からの信用が下がります。

長期的にみて、金融機関からの信用を得ることはとても大切です。

そのため、金額の大小よりも返済できるかを中心に考えていきましょう。

 

注意点は?

設備投資は、業務の効率化するなど、業績をよくする一方で、経済状況の変化などによって業績が悪化する場合もあります。そのような場合、借入は負債として重くのしかかることになるため、十分検討したうえで借入しなければならなりません。

運転資金はその使い道が重要になってきます。借入れ時の予定どおりに資金を使い、金融機関の信頼を得ることは長期的な視点にたつととても重要なことです。

2つの資金の違いを理解して資金獲得に近づきましょう。

 

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