銀行とのお付き合い なぜお付き合いが必要か?

仙台創業融資サポートオフィスのブログをご覧いただきありがとうございます。

前回まで「コロナ禍の建設不況」をメインテーマにシリーズでブログを書いておりました。

今回から「銀行とのお付き合い」をテーマにシリーズでブログを書きたいと思います。

仙台創業融資サポートオフィスを運営するみらい創研グループには元銀行員が5名(2020年3月現在)在籍しております。

彼らにインタビューをしながら「融資の際にこうしてもらいたかった」「こうしてもらうと助かる」という内容をご紹介しております

日頃のお付き合いは銀行にも必要か

答えは「必要」です。銀行は融資が必要なときだけに訪問するのではなく、融資前後のお付き合いも重要です。

銀行とのお付き合いというのは接待をするという意味では無く

銀行が融資をする上で「知った方が良い」情報を定期的に提供するという意味を持ちます。

融資の審査は書類によって行われ、決算書や事業計画書など主に数値で判断されます。

しかし、融資担当者が数値を理解するには融資申込書だけでは情報が不足します。

更に融資を申し込んだ会社の詳細な仕事内容も融資申込書だけではナカナカ理解できません。

数字に意味を持たせるには言葉による肉付けが必要なのです。

 

銀行から情報を収集するという意味もある

あなたの会社の融資担当者は営業マンです。毎月のノルマや目標も有ります。

今月はA銀行が事業融資の取り組みに積極的だったが、2ヶ月後はB信用金庫の方が積極的ということ実際によく有る事例です。

こいった銀行内の様子を伺うといった情報収集もお付き合いによって分かってきます。

 

融資担当者は間違いを嫌う

銀行の融資担当者は成績を上げることと同じくらいに間違いを犯すことを気にします。

大きな組織でかつ上司もライバルも居る環境で働いているので間違いは回避したいのは当然です。

融資の現場における間違いとは不良債権化、利益率の低い事業への融資など融資実行の後に現れるものが殆どです。

そのため、銀行に限らず公庫のような政府系金融機関も同じですが、初見ではほぼ融資を受け付けてくれません。

会社規模、売上や利益率といった情報の他に

自分の会社の経営状況や業務内容を知ってもらうことは、担当者の情報収集を手伝うことにも繋がります。

 

取引銀行は複数持とう 公庫+複数行

社歴の浅い法人や零細・小規模な企業が融資を受ける場合、先ず日本政策金融公庫が最初の金融機関になると思います。

この他、地元企業のほとんどが口座を持っているような大手地銀の口座を開設し決済口座を設けるのが通常でしょう。

更にもう一行、大手地銀よりも規模の小さな銀行又は信用金庫などに口座を開設しておくことをお勧めします。

理由は次の融資対策です。

大手地銀では社歴の浅い法人や零細・小規模な企業が融資を受けにくく、別の金融機関へ相談しようと行っても最初に口座開設を求められます。

口座開設の際はこれら銀行に自社を担当するのが誰であるか、融資の際にはどんな情報が必要かなど

面談の機会を設け今後の取引に備えておきましょう。

専門サービスを利用する

ご自身で関係を構築していくことも大事ですが

当サービスを利用し「紹介」をされた上で銀行に赴くという手段も有効です。

全く初めての場合と異なり、会社や事業の概要を事前に知らせた上で銀行窓口に行くので

0から始める時よりも話がスムーズに進みます。

お問い合わせフォーム→https://sendai-sougyoyushi.com/page-05/contact/

次回予告

 

ブログは毎週金曜日に更新致します。

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